【あまみず】詩


誰かが言った
「雨はお空の涙だよ」


雨水
大地を潤し
木々を育て
大海を満たし
生命を育ていくもの


ならば
なぜ空は泣くのだろう
なぜ天は涙を流すのだろう
空にこころがあるのなら
それはこの星のこころ
それはこの星の感情
それはこの星のエネルギー


この星のすべての抱いて
空は喜び、空は涙する


空が泣く
天が泣く
雨水とは天水
天水は雨水となり
我らに降り注ぐ
天粒は雨粒となり
この星に降り注ぐ


そして
我らはこの星で
それらを甘水に変えゆく術をもつ
それらを甘粒として味わう術をもつ


あゝ
星を大いに笑い、泣きなさい
我らが受け止めよう
この星が
天水を雨水にするのならば
我らは
天水を甘水と成しえよう


我らの涙がいつか
天水となることを信じて

言の葉の織りなす世界

『今』の自分を知ることが、『未来』の在りたい自分に繋がっていく。 ほかのどこでもなく『今』ここで、繋がる先の『未来』を望む形に創り上げていく。 【言の葉…ことのは】を使い、在りたい自分を表現していく。

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